JASIS関西2023

トピックスセミナーTOPICS

分析・科学機器業界注目のトピックスごとに、専門家や有識者が「現在社会に求められている様々な課題解決やヒント」につながる講演・解説をします。

コロナ対策のため当日は待機列を作りますので、スタッフの誘導に従ってください。密を避けるため、講演開始15分前の来場はお控えください。
場所:グランキューブ大阪 10階 1003会議室

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プログラム一覧

10:30~11:00

11:00~11:30

11:30~12:00

12:00~12:30

12:30~13:00

13:00~13:30

13:30~14:00

14:00~14:30

14:30~15:00

15:00~15:30

15:30~16:00

16:00~16:30

2月1日(水)

教育 DX 環境

■聴講方法:完全事前申し込み制です。 ※1月10日(火)より申込開始予定

  • 1.JASIS事前入場登録後、ご希望のプログラムをお申し込みください。
  • 2.お申し込み後に受信するメールとJASIS入場証をプリントアウトして、セミナー会場にご持参ください(入場証用ストラップ付ホルダーは会場でご用意していますので、ご自由にお取りください)。
  • 3.受講受付はセミナールーム前で、セッション開始15分前から行います。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、以下にご理解・ご協力ください。
    • ・セッション開始15分前まではセミナールームにご来場いただかないようお願いいたします。
    • ・満席の場合は入室をお断りいたします。

【教育】JAIMA セミナー①

受講申込

2月1日(水)10:30〜12:00

測定の不確かさ評価 初級編

不確かさの評価における用語をおさらいし、不確かさの評価手順の各段階について、簡単な例を示す。さらに具体的な不確かさ評価例を用いて、化学分析における不確かさ評価のポイントを紹介する。

【DX】ラボ機器を"つなぐ "国際業界標準LADSと相互運用基盤OPC UA

受講申込

2月1日(水)13:00〜14:30

ラボの将来像(Use Cases)を支える
Laboratory and Analytical Device Standard (LADS) OPC UA

LADS OPC UAは、ラボ機器や分析機器のプラグアンドプレイ統合を目的とした業界国際標準として現在開発が進んでいる。 その統合の狙いは「リモート監視と制御」、「オーケストレーション」、「サービスと資産管理」などのユースケース(進化した姿)の実現にある。本講演ではLADS OPC UAの設計原則や標準開発体制などを紹介する。

製造業のデジタル化をドライブする相互運用基盤 OPC UA

OPC UA(IEC 62541)は、産業分野における相互運用の国際標準として注目を集め、製造現場などのOT領域で普及が進んでいる。また、クラウド・サプライチェーンなどのIT領域にも拡がりはじめている。本講演ではOPC UAの特徴と、OTでの適用事例、さらにクラウド・サプライチェーンへの拡がりなどの最新状況を紹介する。

OPC UA を活用した製造業 DX ソリューション

製造業を中心に様々な業界で「データ連携」や、その先にある「DX」の実現のためにOPC UAを活用する取り組みが拡がっている。
本講演では、なぜOPC UAが「データ連携」や「DX」で期待されているかについて、OPC UAの基本的な機能や特徴を踏まえての解説と、現状でOPC UAを活用するための課題と解決策について提示する。

【環境】閉鎖海域の環境を守る

受講申込

2月1日(水)15:00〜16:30

瀬戸内の堆積物と生物相にみる残留性有機汚染物質(POPs)の歴史と課題

残留性有機汚染物質(POPs)による環境汚染の過去復元と今後の課題をテーマとして、愛媛大学の研究グループが行ってきた最新の研究成果を紹介する。具体的には、大阪湾および別府湾の堆積物柱状試料や瀬戸内海沿岸の野生生物(魚介類・鳥類・鯨類)におけるレガシーPOPs(PCBs等)および新興POPs(PBDEs・PFASs等)の時系列トレンドについて解析した結果を紹介する。

大阪湾、播磨灘の水環境に関する調査研究における分析機器の活用

これまでの水質調査は試料採取後、実験室で分析を行うことが主であったが、海域における底層溶存酸素のように現場設置型の機器を用い、データ集積を行う連続測定が議論されるようになった。
今回はこのような測定方法の変化、検出下限の強化、新たな評価項目の出現のような、水質調査の各局面における分析機器の活用についてお話します。

【ライフサイエンス】日本薬局方セミナー

受講申込

2月2日(木)10:30〜12:00

日本薬局方に関する最近の話題

日本薬局方の概略について述べた後,広い分野で影響のある一般試験法9.62計量器・用器のはかり(天秤)及び分銅の18局第二追補での改定案並びに19局以降の動向,国際調和委員会での議論内容について紹介する

理化学関連試験法:第十八改正日本薬局方第一追補を中心に

日米欧三薬局方検討会議において「G-20 Chromatography」が調和され、第十八改正日本薬局方第一追補に収載される。またクロマトグラフィー関連試験法の改正が行われる。本講演では、これらの試験法を概説するとともに、第一追補に収載される理化学関連一般試験法等について紹介する。

漢方薬・生薬等、天然物医薬品の規格作成の実際

漢方薬・生薬、またそのエキス剤等の規格作成は、天然物特有の複雑さと多様性を許容しつつ、日本の医薬品としての品質と有効性そして安全性が確保される要件を探る作業である。全体像を理解したうえで、適切なターゲットを選び、適切な分析方法を選ぶ必要があるが、その実際は化学薬品等とは大きく異なっている。

【ライフサイエンス】新しい産学連携の在り方と未踏生命科学研究

受講申込

2月2日(木)13:00〜14:30

未踏ライフサイエンスを新たに共創する東北大学サイエンスパーク構想

ナノテラスからクライオ電顕によるハイエンド計測機器分析、そして東北メディカル・メガバンクのコホート基盤や医療機関との協力で進める疾患ゲノム・オミックスデータ解析から実現を目指す「個に最適な医療」など、東北大学では他にはない未踏領域での共創研究に取り組んでいる。サイエンスパーク構想におけるそれらの推進事例について紹介する。

空間生体情報メタオミックス解析と呼気医療

新型コロナウイルス感染パンデミックを契機に呼気オミックスという新しい技術開発が進んでいる。呼気から得られるエアロゾルを用いて、ヒト生体の代謝情報を定量的・高精度に把握できるようになってきた。近年は呼気オミックスを基盤にした空間生体情報解析が展開されつつある。本講演では、空間メタオミックスの最新情報を提供することで、その技術革新の意義について議論したい。

【ライフサイエンス】バイオ医薬の最前線

受講申込

2月2日(木)15:00〜15:50

mRNA 医薬の最前線

「mRNA新薬が細胞の中に入り特定のタンパク質の合成をする指示を出す」これは、従来の医薬品とは全く違うアプローチです。モデルナは、現在未解決の疾患に向けた治療や予防を開発し、人類の健康を改善し、世界中の人々の命に貢献してまいります。

【カーボンニュートラル】リチウムイオン電池開発の最新情報

受講申込

2月3日(金)10:30〜12:00

リチウムイオン電池リサイクルの課題と開発動向

リチウムイオン二次電池は自動車やモバイル機器をはじめとした様々な製品に使用されており、今後も用途の拡大と使用量の増加が確実視されている。本講演では、そのリサイクル問題に焦点を当て、国内外での規制の動きを俯瞰したのち、基礎研究レベルから商用プラントまでの技術開発動向を紹介する。

固体電解質における粒界構造解析およびリチウムイオン伝導測定

全固体電池の実用化においては、高イオン伝導性の固体電解質が必要不可欠である。酸化物系固体電解質は比較的高いイオン伝導度を示すが、粒界抵抗が課題である。本講演では、原子間力顕微鏡と走査透過型電子顕微鏡を組み合わせた、固体電解質の粒界における原子・電子構造解析およびイオン伝導測定について紹介する。

【カーボンニュートラル】脱炭素社会を目指して

受講申込

2月3日(金)13:00〜14:30

カーボンニュートラル電力システム

2050年までにカーボンニュートラル社会を築くには、電動化の進む交通部門と電力・エネルギー部門のセクターカップリングが鍵である。分野間データ連携を取り込むエネルギーシステム設計手法および自治体・スマートシテイ運営者向けに地域エネルギーシステム設計のガイドライン策定を目指している。偏在する再生可能エネルギー電源を最大限活用するには、基幹系統およびローカル系統の再編と先進的な系統運用が必要である。

低炭素社会実現に向けた水素エネルギーシステムの最新動向

エネルギー安全保障および地球温暖化への対応が、各国で求められている。水素エネルギーシステムは両課題を同時に解決できる可能性があるので、その経済合理性につき議論を行う。ウクライナ危機およびCOP27の結果も踏まえた最新の水素政策に関しても紹介する。

【教育】JAIMA セミナー②

受講申込

2月3日(金)15:00〜16:30

測定の不確かさ評価 応用編

測定の不確かさ評価を実際の測定に適用するにはGUMに規定された手法である、モデル式を用いた評価方法を行うことが必須です。本講演では、ある程度の不確かさ評価方法を理解している方向けに、モデル式を用いた不確かさ評価方法について解説します。